●中山茂著作集③ 日本の科学技術と社会の歴史3 1970～2011年【第1回配本】
吉岡 斉／塚原修一／川野祐二 編集
【解説】科学技術立国論と中山先生 吉岡斉
定価＝本体1万2000円＋税
ISBN978-4-907951-53-5 C3300 \12000E
Sigeru NAKAYAMA
1928年兵庫県生まれ。科学史家。1951年東京大学理学部天文学科卒。
1958年ハーヴァード大学にてPh.D.(科学史)。1989年東京大学退官。神奈川大学名誉教授。
長く、国際科学史学会会員、科学政策研究委員会委員として活躍。
1995年に、プロジェクトリーダーを務め、編集した『通史 日本の科学技術』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
著書は、『歴史としての学問』『野口英世』『科学技術の戦後史』など多数。
トーマス・クーン『科学革命の構造』を翻訳し、[パラダイム]という考えを日本に根付かせたことでも、著名。
《目 次》
文明の曲がり角（書き下ろし）
途上国への国際科学技術協力
学術研究投資とプロジェクト主義
国際化・情報化時代の科学技術と市民
科学技術立国から国際化へ
公害から環境へ――地球環境問題
科学技術の国際競争力をめぐる言説
テクノナショナリズム vs テクノグローバリズム――日本からアジアへ
科学技術の国際競争力――アメリカと日本 相克の半世紀
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